[クアラルンプール/シドニー 15日 ロイター] - 経営再建中のマレーシア航空は15日、米航空機大手ボーイングに発注した小型機「737MAX」25機について、2度の墜落事故を受けた運航停止が長引いていることから、受け取りを一時保留にすると明らかにした。

2019年の受注が大きく落ち込んだボーイングにとり、新たな打撃となる。ボーイングが14日に発表した2019年の総受注数は、前年比77%減の246機となり、キャンセルや初期受注の変更を反映した純受注数は54機と昨年の893機から大幅に減少した。

マレーシア航空は電子メールで「737MAXの製造停止と運航再開の遅れにより、受注機の納入をいったん保留にした」と説明した。

2020年7月には、マレーシア航空への最初の737MAX機の引き渡しが予定されていた。

マレーシア航空は、ボーイングに発注した25機のうち、年内の引き渡しが予定されていた数についてコメントを差し控えている。

アナリストは、マレーシア航空のような経営難に陥っている航空会社は、737MAXの運航停止を理由に受注の見直しをボーイングに交渉できると指摘する。