[ワシントン 11日 ロイター] - パウエル米連邦準備理事会(FRB)が11日に半期に一度の議会証言に臨む中、トランプ大統領は米政策金利は高過ぎるとし、FRBを改めて批判した。さらに、パウエル議長の証言が米株価の上昇を阻害している可能性があると示唆した。

パウエル議長はこの日、下院金融サービス委員会で証言。米株価は新型コロナウイルスを巡る懸念が後退する中、午前の取引で軒並み最高値を更新していたが、パウエル議長の証言が進むにつれてダウ平均は伸び悩んだ。

トランプ大統領はツイッターへの投稿で「ダウは125ドル上昇し、一段高となる勢いだったが、例のごとくジェローム・パウエル氏がしゃべり始めてからは着実に下落し、今は15ドル安になっている」と指摘。さらに「ドイツや他の国は資金を借りるのに利子をもらっている。米国は最盛期にあるが、フェデラルファンド(FF)金利は高過ぎ、ドルは輸出にとって有利ではない」と批判した。

この日の議会証言では、民主党のポーター議員がトランプ氏によるFRB批判について触れた上で、パウエル議長が1月に米アマゾン・ドット・コムのベゾス最高経営責任者(CEO)主催のパーティーに参加したことに言及。パーティーにはトランプ氏の長女イバンカ大統領補佐官やクシュナー大統領上級顧問、JPモルガン・チェースのダイモンCEOも出席したという。

ポーター議員はその際に撮影された写真を示し、こうしたパーティーへの出席はFRBが影響下に置かれているように見える恐れがあると指摘。これに対し、パウエル氏は「そういうことはもちろん望まない」とし、ポーター議員が指摘した人物とは会話をしなかったと答えた。

*内容を追加しました。