[11日 ロイター] - 米民泊仲介大手エアビーアンドビーの2019年1─9月期の業績が初めて赤字に転落したと、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が11日、関係筋の情報として報じた。

昨年1─9月の純損失は3億2200万ドル。前年同期は2億ドルの利益だった。コスト急増が響いたという。

また、エアビーは10日、新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、今月29日まで北京での民泊仲介サービスを停止すると発表した。

同社は年内に新規株式公開(IPO)を実施する計画で、今年のIPOで最も注目されているが、WSJによると、新型ウイルスの感染拡大がIPOの時期に影響する可能性がある。

中国市場はエアビーの主要市場であることから、新型ウイルスを巡る状況が落ち着くまでIPOを遅らせる可能性があり、早くても第3・四半期以降になる見通しという。

データ会社ピッチブックによると、直近のエアビーの企業価値は310億ドル。しかし、エアビーによる試算ではこの水準を大きく下回るとWSJは報じている。