[ダブリン 12日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は12日、米経済が多くの向かい風に直面しつつも、連邦準備理事会(FRB)の講じた政策措置を背景に良好な状況にあり、苦境を乗り切る見通しとの見解を示した。

デイリー総裁は現行政策は適切とし、「他国と同様、米経済は数多くの逆風にさらされているが、FRBが昨年講じた緩和措置によって良い状況に置かれている。私見では向かい風を切り抜けると予想する」と述べた。

企業の間では、かなりの不透明性が存在していた昨年末に比べ、米経済が良好な状況にあるという自信が増していると指摘。高リスクのプロジェクトに着手する動きが出ているとし、「大きな転換を遂げているわけではないが、楽観的な見方は幾分増している」と述べた。

自然失業率が当局者の認識よりも明らかに低いとも指摘。自身が過去に間違っていたとしつつも、現在の3.6%近辺が自然失業率である可能性があると述べた。

また、FRBは金融政策枠組みを巡る見直しを年央までに完了する見通しとし、景気循環の観点から長期的なインフレ目標は理にかなうと指摘。「インフレ率を目標を超えて上昇させることによって生じるマイナスの影響や景気減速を相殺することができるからだ」と説明した。

*内容を追加しました。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)