[ロンドン 13日 ロイター] - S&Pグローバル・レーティングは13日、中国政府が新型コロナウイルスの経済的影響を財政支出拡大で補えば、信用格付けと格付け見通しに影響が及ぶと警告した。

S&Pは「中国政府が景気下支えに向け大規模な刺激策を講じることに積極的になれば、ソブリン格付けへの一段と重大な脅威になり得る」と指摘。そのような状況になれば「格付けにマイナスの影響が及ぶ可能性がある」とした。

S&Pは現在、中国の格付けを「Aプラス」、見通しを安定的としている。

S&Pは先週、新型ウイルス感染拡大の影響を踏まえ、中国の2020年の成長率予想を5.7%から5%に下方修正。しかし、影響は短期的になる見通しとし、21年の成長率見通しを5.6%から6.4%に引き上げた。