[ニューヨーク 13日 ロイター] - 米国株式市場は前日の最高値から反落して取引を終えた。新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を巡る懸念のほか、企業決算が強弱まちまちの内容となったことが背景。

情報技術(IT)株が主導し、主要株価3指数を押し下げた。ダウ工業株30種<.DJI>の下げが目立った。

中国で新型コロナウイルスによる肺炎の死者が急増。確認基準の変更を受け、感染者も大幅に増え、感染拡大ペース鈍化への期待が後退した。

ただ、わずかな期待も残っている。世界保健機関(WHO)は13日、横浜に停泊中のクルーズ船での集団感染を除き、新型コロナウイルス感染例は中国本土以外では「劇的に」増加していないとの認識を示した。

アリアンツ・インベストメント・マネジメントのシニア市場ストラテジスト、チャーリー・リプリー氏は「きょうのような日には投資家は冷静な対応が必要だ」と指摘した。

S&P総合500種<.SPX>の主要11セクターでは7セクターが下落。工業株<.SPLRCI>が最大の下落率となった。

一方、ディフェンシブ銘柄の公益事業株<.SPLRCU>と主要消費財株<.SPLRCS>は上げを主導した。

ネットワーク機器大手シスコシステムズ<CSCO.O>は5.2%下落。四半期決算発表で示した売上高と利益のガイダンスがさえなかったことが嫌気された。

20億ドル規模の株式売り出しを実施すると発表した電気自動車(EV)メーカーのテスラ<TSLA.O>は4.8%急伸した。

中国電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディング<BABA.N>は、中国を発生源とする新型コロナウイルスの感染拡大により売上高が影響を受けると警告。株価は1.8%下落した。

保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)<AIG.N>は四半期利益が予想を上回ったものの、株価は6.2%値下がりした。

食品大手クラフト・ハインツ<KHC.O>は7.6%急落。第4・四半期売上高が予想を下回ったほか、6億6600万ドルの評価損を計上した。

四半期利益見通しが予想を下回ったデータ記憶装置メーカーのネットアップ<NTAP.O>は9.3%値下がり。

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.04対1の比率で上回った。ナスダックでは1.01対1で値下がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は68億6000万株。直近20営業日の平均は76億4000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 29423.31 -128.11 -0.43 29436.03 29535.40 29345.93 <.DJI>

前営業日終値 29551.42

ナスダック総合 9711.97 -13.99 -0.14 9657.04 9748.32 9650.02 <.IXIC>

前営業日終値 9725.96

S&P総合500種 3373.94 -5.51 -0.16 3365.90 3385.09 3360.52 <.SPX>

前営業日終値 3379.45

ダウ輸送株20種 10994.14 -9.31 -0.08 <.DJT>

ダウ公共株15種 947.38 +9.26 +0.99 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1960.34 +1.52 +0.08 <.SOX>

VIX指数 14.28 +0.54 +3.93 <.VIX>

S&P一般消費財 1044.33 -2.53 -0.24 <.SPLRCD>

S&P素材 379.81 -1.45 -0.38 <.SPLRCM>

S&P工業 713.22 -4.99 -0.69 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 663.48 +3.65 +0.55 <.SPLRCS>

S&P金融 515.78 -0.23 -0.04 <.SPSY>

S&P不動産 256.87 +1.29 +0.50 <.SPLRCR>

S&Pエネルギー 413.15 -1.88 -0.45 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 1207.93 -6.58 -0.54 <.SPXHC>

S&P通信サービス 191.31 +0.28 +0.15 <.SPLRCL>

S&P情報技術 1779.68 -5.33 -0.30 <.SPLRCT>

S&P公益事業 354.04 +3.58 +1.02 <.SPLRCU>

NYSE出来高 8.57億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 23720 - 70 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物3月限 円建て 23715 - 75 大阪比 <0#NIY:>