[ワシントン 20日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)の当局者は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)による経済的影響に関するブログで、中国経済に正常化の兆しが見え始めているが、依然としてリスクはくすぶっているとの見解を示した。

当局者は、中国の大手企業の大半が事業を再開し、多くの従業員が仕事に復帰したが、国内外の移動が再開されると感染が再び拡大するリスクがあると述べた。

また、中国経済は第1・四半期に大幅に減速し、通年でも大きく影響すると指摘。「経済活動の急停止に始まり、中国経済にすぐに波及して本格的なショックに変化すると同時に需給を妨げた」とし、1─2月の鉱工業生産や小売売上高が非常に軟調だったと強調した。

一方で、中国のこれまでの対応は正しく、大きな経済的代償を払うものだったとしても、新型コロナの感染拡大抑制や影響緩和に効果を上げたと言及。全国および地方での厳格な移動制限により、新型コロナ発生地である湖北省は壊滅的な状況となったが、全国的な感染拡大に歯止めがかかったとした。