[東京 24日 ロイター] - 格付け会社S&Pグローバル・レーティングは24日、ソフトバンクグループ(SBG)<9984.T>が前日発表した資産売却計画について、実現すれば信用力への下方圧力を緩和するとの見方を示した。

S&Pはこの計画が「財務健全性と格付けを重視した財務運営を行う意向であることの証左」だと指摘。計画通り実現すれば、SBG単体の有利子負債は約8兆円から2兆円以上減少し、同社の主要財務指標であるLTV(ローン・トゥー・バリュー)比率も5―6%ポイント程度改善するとの予想を示した。

ただ、S&Pは株式市場の変動が激しい状態が続いた場合でもSBGが計画通り資産売却を実行して負債の削減につなげられるかは不確実性が残り、同社のベースケース・シナリオに計画の効果を織り込むのは今後の進展を見ながらになるとした。

S&PによるSBGの長期発行体格付けは「BBプラス」。アウトルックは「ネガティブ」となっている。