[東京 25日 ロイター] - ジャパンディスプレイ<6740.T>が25日開催した臨時株主総会で、第三者割当優先株の発行が承認された。独立系投資顧問のいちごアセットマネジメントグループのいちごトラストに対して26日に発行し、504億円の資金を受け取る。

6月開催の定時株主総会では、さらに604億円の資金受け入れを決める。いちごからの出資は計1108億円となる見込み。

INCJ(旧産業革新機構)が保有するJDI向け債権の優先株1020億円への切り替えも進める。昨年9月末時点で1016億円あった債務超過は解消する見通し。

菊岡稔社長は総会後、記者団に対し「(資金調達に)時間がかかったこと、元従業員の不正や不適切会計について第三者委員会の審議を受けていることを真摯に株主にお詫びした」と述べた。

来期については「新型コロナで最終市場の規模がどこまで冷え込むかがリスクファクター」と指摘。その影響が想定内にとどまった場合に営業損益と当期損益が黒字化する来期計画を策定中だとした。

白山工場の売却交渉は年度内の完了を目指したが、新型コロナの影響で事務手続きが遅れ、来期にずれ込みそうだと説明した。

*内容を追加しました。