[ベルリン 25日 ロイター] - ドイツ議会下院は25日、憲法で定められた債務上限規定を停止することを認め、新型コロナウイルスを受けた景気鈍化に対応するためにメルケル政権がまとめた大規模な景気刺激策を可決した。

下院が可決したのはショルツ財務相が提出した1560億ユーロ(約1684億ドル)の補正予算で、医療への支出のほか企業の浮揚策に拠出する。

ショルツ氏は景気刺激策について、「この危機の社会的・経済的打撃に全力で闘う」ために必要だと訴え、ドイツにはそれが可能だと強調した。

新型コロナ対策としては、補正予算のほか、企業支援向けの経済安定基金に1000億ユーロ、経営が困難に陥った企業への融資を行うドイツ復興金融金庫(KfW)向けに1000億ユーロを拠出。

このほか、デフォルトリスクのある社債を保証する安定基金向けに4000億ユーロを用意し、総額で7500億ユーロを超える規模になる。