[ロンドン 29日 ロイター] - 英銀バークレイズ<BARC.L>が発表した第1・四半期決算は、税引き前利益が前年比38%減少した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、融資の焦げ付きが増える見通しで、貸倒引当金を21億ポンド(26億ドル)積み増した。

第1・四半期の税引き前利益は9億2300万ポンド。バークレイズが集計したアナリストの平均予想(12億7000万ポンド)を下回った。前年同期は15億ポンドだった。

バークレイズは、第1・四半期の終盤に新型コロナの打撃を受け、それが今後も続くと予想。

ジェス・ステーリー最高経営責任者(CEO)は「景気悪化と低金利環境を巡る不透明感を考えると2020年は厳しい年になる」とし、事業や地理、通貨の多様性がレジリエンスの確保につながると述べた。

グループ収入は20%増の63億ポンド。米欧の投資銀行事業の好調が寄与した。

債券・通貨・コモディティー部門の収入は106%増の19億ポンド。マーケット部門の収入は77%増の24億ポンドだった。