[オークランド(米カリフォルニア州) 30日 ロイター] - 米ツイッター<TWTR.N>が30日発表した第1・四半期決算は、新型コロナウイルスに関する情報を求める利用者数の増加を追い風に売上高が市場予想を上回った。一方、広告収入の低迷などが響き、最終損益は赤字に転落した。

ツイッターの株価は一時11%急伸したものの、第2・四半期の業績を巡る不透明感から下げに転じ、約6%安で推移した。

売上高は前年同期比3%増の8億0800万ドルで、リフィニティブのまとめたアナリスト予想の7億7600万ドルを上回った。

一方、損益は800万ドルの赤字。1株当たりの赤字は0.01ドルで、市場予想の0.02ドルよりは小幅な赤字幅にとどまった。

ツイッター上で広告を見た1日当たりの平均アクティブユーザー数(mDAU)は24%増の1億6600万人。予想を約200万人上回った。

売上高全体の約84%を占める広告収入は3月11─31日に前年比で約27%落ち込んだ。とりわけ最大市場の米国の落ち込みが顕著だった。一方、新型コロナ感染拡大防止に向けた制限措置緩和に伴い、アジアでの広告収入は3月終盤に幾分持ち直した。

ツイッターは第2・四半期の明確な業績見通しは示さなかったものの、イーマーケターのシニアアナリスト、ジャスミン・エンバーグ氏は「新型コロナ流行による売上高への影響の全容は第2・四半期まで明確にならない公算が大きい。業績への影響がどの程度深刻は予想困難だ」と述べた。

研究開発の人材やユーザー・サポート関連の採用を制限するなど、費用圧縮によって損失食い止めを目指す中、2020年の費用は2桁前半の伸び率になる見通しとした。従来は前年水準の20%増を見込んでいた。