[ベルリン 30日 ロイター] - 調査会社フォレスターは30日、新型コロナウイルス危機により、2020年の世界の小売売上高が平均9.6%(2兆1000億ドル)減少するとの見通しを発表した。新型コロナのパンデミック(世界的流行)前の水準に戻るには4年を要するという。

フォレスターのアナリスト、マイケル・オグラディ氏は「食料品や日用品のような小売カテゴリーは好調だが、衣料品や化粧品など他のカテゴリーに対する消費は著しく減少している」と述べた。

フォレスターは、食料品以外の売上高は20年に20%減少すると想定。新型コロナ危機前の成長予測からは3600億ドル減少するとした。一方、オンライン売上高は横ばいとした。

また新型コロナ危機により電子商取引(eコマース)への移行が加速するとし、24年までに食料品以外の消費の3分の1がオンラインでの取引となり、食料品小売のオンラインシェアが2倍以上に増加するとの予想を示した。