[東京 1日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比463円28銭安の1万9730円41銭となり、反落した。オーバーナイトの米国株市場で主要3指数が下落した流れを継ぎ、朝方から売りが先行。大型連休を控えて利益確定やポジション調整も売りが出やすく、前場引けにかけてじりじりと下げ幅を拡大した。

日経平均は前日大幅高となり2万円台を回復して取引を終えたことから、水準的にも利益確定の動きが出やすいタイミングでもあった。トヨタ自動車<7203.T>、ホンダ<7267.T>、キヤノン<7751.T>、ソニー<6758.T>、パナソニック<6752.T>など主力の輸出関連株に下げ幅を拡大する銘柄が多くみられた。

市場からは「米国株先物に連動するような動きとなっている。国内よりも連休中の海外の動きを警戒している」(証券ジャパンの調査情報部長、大谷正之氏)との声が出ていた。今晩発表される4月の米ISM製造業景気指数に対する関心も高いという。

TOPIXは2.00%安で午前の取引を終了。東証33業種が全て値下がりした。値下がり率上位には海運、保険、鉄鋼、輸送用機器、繊維などが入った。東証1部の売買代金は1兆0658億円だった。

個別では、エフピコ<7947.T>が上場来高値を更新した。30日に2021年3月期の連結営業利益予想を前年比7.7%増と発表し好感された。新型コロナウイルスの感染拡大で外出を控えることによる内食・中食への移行がみられる中、飲食店のテイクアウトやデリバリーに対応する容器等の需要が拡大するとみられている。

東証1部の騰落数は、値上がりが257銘柄に対し、値下がりが1860銘柄、変わらずが52銘柄だった。

日経平均は安値圏でもみあっている。時間外取引でアマゾン、アップルといった米主力銘柄が株価下落となっていることが嫌気される中、5連休前でポジション調整の動きになっているという。

市場では「連休前なので模様眺めムードが強い。連休中に海外で主要経済指標が発表されるため、それを前に利益確定をしようとする動きが出ているようだ」(国内証券)との声が聞かれた。

寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比201円72銭高の1万9991円97銭となり、反落して始まった。前日の米国株式市場が安かったことを受け、利益確定売りが先行する流れとなっている。市場では「日経平均が半値戻しを達成したことで、タイミング的にも利益確定売りが出やすい」(国内証券)との声も聞かれた。

市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車<7203.T>、ホンダ<7267.T>、キヤノン<7751.T>、ソニー<6758.T>、パナソニック<6752.T>など主力の輸出関連株が売り優勢、指数寄与度の大きいファーストリテイリング<9983.T>も売り優勢だが、前日に決算を発表した日本電産<6594.T>は小幅ながら買い優勢となっている。

*内容を追加します。