[ロンドン 1日 ロイター] - バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が1日に公表した週間調査によると、投資家は先週、安全資産の現金に915億ドルの資金をシフトさせた。106億ドルが債券ファンドへ流入、金は8億ドルだった。一方、株式を中心としたファンドからは67億ドルが流出した。これまで株式やその他の資産へ大量の資金が流れ込んでいたが、ペースが落ちているもようだ。

新興国の債券ファンドからは15億ドルが流出。過去9週間で8週間、マイナスとなっている。新興国の株式ファンドからは34億ドルが流出し、11週連続でマイナスとなった。

新型コロナウイルスの危機を受けた封鎖措置に対応するために各国が次々と景気刺激策を導入する中、株式が買い込まれてきた。バンカメのアナリストは株価がさらに上昇するかもしれないが、5月か6月にピークを付ける可能性があると指摘した。

構造的な要因で弱気相場となる見方もある。失業率上昇や公共サービスの規模が大きい「大きな政府」、税金の増加、規制強化、企業の利益減少と減配が「夏枯れ相場」につながる可能性がある。