[4日 ロイター] - 米ユナイテッド航空の持ち株会社ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングス<UAL.O>は、新型コロナウイルスの感染拡大による需要崩壊を受け、10月に経営幹部や管理職を少なくとも3400人削減する計画だ。またパイロットにも体制の変更を予告した。ロイターが把握した社内2種類のメモで明らかになった。

ユナイテッドは、9月末まで人員削減や賃金カットの禁止を規定した米政府の雇用支援措置を受けている米航空会社の一つ。ただ、ユナイテッドなど米航空各社は、需要は9月末までに新型コロナ危機前の水準に戻りそうになく、秋には縮小を迫られるとの見通しをすでに示している。

約1万1500人の幹部・管理職に宛てた人事部門幹部のメモは「誰も望まず、予想もしない決定を含め、強力かつ断固とした行動を取り続けなければ、当社に深刻な結果がもたらされると認めざるを得ない」と説明。10月1日付で退職の対象となる管理職には7月中旬から下旬に通知するとした。また自主的な退職も検討するよう呼び掛けた。

パイロット宛てのメモでは、約1万2250人のパイロットの約3割を解職する方針を示した。パイロット労組の幹部は、メモは早ければ10月1日にもパイロットを30%削減するという意味だと解釈していると述べた。

ユナイテッドの広報担当者は、近いうちに予定する変革や、長期的に想定される影響に関するメモを4日に多くの部門に送ったと明らかにした。