[ブリュッセル 7日 ロイター] - ビール大手のアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインベブ)<ABI.BR>は7日、新型コロナウイルスの封鎖措置の影響で第2・四半期の業績が「大幅に悪化」するとの見通しを示した。

ただ、中国では回復の初期の兆しが出ているという。

第1・四半期の飲料販売は前年同期比9.3%減。4月の販売はバーやレストランの休業のほか、一部の生産停止が響き、32%減少した。

南アフリカは3月末にアルコール販売を禁止。ペルーでは4月末までビールの生産・販売が禁止された。メキシコでは生産停止で多くの店舗が在庫切れになったという。

ただ中国と韓国では3月中旬以降、飲食店の営業が再開し、回復の初期の兆候がみられるという。

第1・四半期の中国の飲料販売は46.5%減。4月は17%の減少にとどまった。

同社は新型コロナの影響ですでに2020年の業績予想を撤回。コスト削減策の導入に加え、2019年の最終配当を半減する方針を示している。

同社は豪子会社をアサヒグループホールディングス<2502.T>に160億豪ドル(100億ドル)で売却する計画について規制当局の認可が下りたことも明らかにした。6月1日に売却が完了する見通しという。

第1・四半期の利払い・税・償却前利益(EBITDA)は前年比13.7%減の39億5000万ドル。同社がまとめた市場予想は14.7%減だった。