[ニューヨーク 7日 ロイター] - 米JPモルガン・チェース<JPM.N>は7日、従業員宛ての社内メールで、在宅勤務している従業員を職場に復帰させるための具体的な日程はまだ固まっていないと伝えた。ロイターがメールを閲覧した。

このメールによると、職場復帰は段階的に実施する予定で、アジアの一部地域では既に開始しているという。同社の広報担当者はメールが本物だと認めた。

新型コロナウイルス感染拡大を受け、JPモルガンの従業員の9割以上が少なくとも3月以降、在宅勤務あるいはリモート勤務を実施している。

世界では新型コロナ感染拡大を抑制するための封鎖措置を緩和する動きが広がりつつあるが、ニューヨークに本社を置くJPモルガンの幹部らは引き続き慎重に対応する考えを表明。

同社の執行委員会はメールで「われわれは依然、新型コロナの世界的流行に直面しており、制限の解除は、従業員を安全に職場復帰させるために必要な1つのピースでしかない」とし、「より多くの従業員を職場復帰させるには、適切な工程、手順、慣行が整っている必要がある。これはある程度の時間を要する」とした。

従業員がオフィスビルに入る際のセキュリティーと衛生上の手順を改善し、従業員の間隔を6フィート(1.8メートル)に保つためにデスクを並び替え、カフェとエレベーターの利用方法も見直していると説明した。