[東京 8日 ロイター] - アジア時間の原油先物は上昇。新型コロナウイルス感染拡大を抑制するための封鎖措置を緩和する動きが世界で広がっていることを受け、原油需要が回復するとの期待感が出ている。

0121GMT(日本時間午前10時21分)時点で、北海ブレント先物<LCOc1>は0.47ドル(1.5%)高の1バレル=29.33ドル。前日は1%近く下落した。

米WTI原油先物<CLc1>は0.48ドル(1.5%)高の24.03ドル。前日は2%近く下落した。

ブレント、WTIとも週間で2週連続の上昇となる見通し。ただ、原油供給の余剰は解消されておらず、貯蔵施設に輸送される状況が続いているため、需要が改善しても原油相場の上値は重いとみられる。

アクシコープのチーフ市場ストラテジスト、スティーブン・イネス氏は「需要が安定化しつつある初期の兆しはあるが、在庫が積み上がった状況は当面続く見通しで、貯蔵施設の利用も引き続き増えている」と指摘した。