[台北 8日 ロイター] - 台湾財政部が発表した4月の輸出は前年比1.3%減の252億4000万ドルだった。2カ月連続で小幅な減少となった。

ロイターがまとめた市場予想は1%減だった。

財政部は第2・四半期について、新型コロナウイルスの感染拡大と米中貿易摩擦の再燃に対する懸念で見通しは厳しいとの認識を示した。

3月の輸出は0.6%減だった。

財政部によると、新型コロナの感染拡大で在宅勤務の需要が大幅に増加、高度な半導体の需要も大きく伸びた。ただ繊維や鉱物などの外需が低迷したという。

上半期の輸出の伸びは「限られる」見通しで、米中貿易摩擦に対する懸念で不透明感が強まる可能性があるとしている。

財政部の統計担当幹部は5月の輸出が前年比で4−6%減少すると予想。第2・四半期は輸出の伸びを維持することが「難しく」、世界経済の見通し悪化を背景に従来予想の前年比2.5%増を「大幅に」下方修正する必要があると述べた。