[フランクフルト 8日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)がジャンク社債(投資適格級未満の社債)を資産買い入れ対象に加えることの是非を検討するようスタッフに要請したことが、複数の関係筋の話で分かった。

関係筋によると、ECBはこうした高利回りの社債を買い入れるメリットとデメリットを検証し、報告するようスタッフに求めた。

一部の政策担当者はなお納得していないものの、米連邦準備理事会(FRB)にならってジャンク債の買い入れを開始するよう市場で圧力が高まっていることから、過半数の賛同が得られる可能性もあるという。

この件に関してECB報道官からコメントは得られていない。

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、ECBに対し一段の景気支援を実施する圧力が高まる中、ECBがジャンク社債も買い入れ対象にすれば、コロナ禍で苦境に陥っている企業の資金調達コスト低減につながる。ただ同時に、対象企業が破綻すればECBが損失を抱えるリスクがある。

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