[東京 9日 ロイター] - マツダ<7261.T>が3メガ銀行をはじめとする取引銀行などに対し、3000億円規模の融資を要請したことが分かった。関係筋が9日明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で新車需要が落ち込むなど事業環境が悪化しており、不測の事態に備えて手元資金を厚くする。

関係筋によると、マツダは三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行の3メガバンクのほか、日本政策投資銀行、三井住友信託銀行などに対し、合わせて3000億円規模の融資を要請、協議を進めている。

マツダは主力市場の北米などで販売が低迷していたところ、新型コロナの影響で需要が一段と低下し、生産調整が長期化。国内外での減産規模は累計で約13万台に上っている。

マツダの有価証券報告書によると、昨年12月末時点での現預金は約5000億円、有価証券は約630億円あるが、有利子負債は約6500億円、フリーキャッシュフローは1300億円の赤字となっている。

(梅川崇 取材協力:白木真紀)