[サンパウロ 9日 ロイター] - ブラジルのゲジス経済相は9日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で国内経済が景気後退(リセッション)に陥った場合、中銀が経済に十分な資金を供給すると述べた。

議会は7日、新型コロナ対策のための追加予算と緊急措置を承認。さらに憲法改正も認め、中銀が官民の資産を買い入れることが可能になった。

ゲジス氏はイタウ・ウニバンコ<ITUB4.SA>主催のオンラインイベントで、リセッション時には、中銀は中小も含め、企業に流動性を供給することが可能だと説明した。

さらに、低金利が下支えとなり、国内経済はV字回復を遂げるとの見方を示した。6日の会合では政策金利が75ベーシスポイント(bp)引き下げられ、3%となった。

ゲジス氏は、給与削減や労働時間短縮を企業に認める措置により、600万人近い雇用が維持されたと説明した。

9日時点で国内の感染者は15万5939人、死者は1万0611人に達しており、感染状況は深刻化している。