[東京 11日 ロイター] - 日経平均は前営業日比300円ほど高い2万0500円台近辺での推移となっている。S&P総合500種Eミニ先物<EScv1>、ダウEミニ先物<1YMcv1>はいずれもプラス圏となっている。市場からは「前週末の米国株上昇が好感されたことに加え、米株先物に連動する動きもみられる。経済活動の再開に向けた動きが見えはじめ、買い戻しの流れが継続している」(国内証券)との声が出ていた。

日経平均は上げ幅拡大。一時250円超高となり2万0440円59銭まで上昇した。前週末の米国株が上昇したことや、世界的に経済再開の動きが見えてきたことなどが好感されているという。

テクニカル的には、一目均衡表の雲をしっかり上抜け、4月30日に付けた戻り高値(2万0365円89銭)も上回った。次は3月6日と3月9日に空けたマドの上限値や、ボリンジャーバンドのプラス2シグマが推移する2万0600円台が上値めどになる。

寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比154円64銭高の2万0333円73銭となり、続伸した。前週末の米国株市場で主要3指数が堅調に推移した流れを引き継ぎ、幅広い業種で買いが先行している。空運、金属製品、ゴム製品などが高い。

米国で8日発表された4月雇用統計は非農業部門雇用者数が前月から2050万人減となり、1930年代の大恐慌以降で最大の落ち込み。失業率も14.7%と戦後最悪となったが、ともにエコノミストが予想したほどには悪化しなかった。米国株市場への影響は限定的で、8日の主要3指数はいずれも1%超上昇して取引を終えた。

市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車<7203.T>、キヤノン<7751.T>、パナソニック<6752.T>が買い優勢。ホンダ<7267.T>は売り優勢、ソニー<6758.T>は売り買い拮抗している。

指数寄与度の大きいファーストリテイリング<9983.T>、ファナック<6954.T>は買い優勢。

メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>は売り買い拮抗となっている。