[29日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会が29日発表した6月のユーロ圏景況感指数は75.7と前月の67.5から上昇した。 全セクターで改善が見られ、ユーロ圏の景況感の回復ペースが加速していることが示された。

ただロイターがまとめたエコノミスト予想(80.0)には届かず、2000年以降の平均である100を大きく下回った。

同指数は、新型コロナウイルスによるロックダウン(都市封鎖)の影響で同指数は4月に1985年の統計開始以来の低水準を記録。5月は製造業と消費者の信頼感指数のマイナス幅が縮小したが、6月は全セクターで改善し、小売りとサービス業では過去最大の改善となった。

今後の生産や需要、購買の見通しでも回復が目立った。雇用は全セクターで前向きな見方が強まった。

国別ではフランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペインで景況感が改善した。

販売価格期待指数は製造業、サービス業、小売りで大幅に改善した。一方、消費者インフレ期待指数の低下幅は金融危機以来の大きさとなった。