[29日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は29日、新型コロナウイルス感染拡大抑制策の緩和を受け、米経済の回復の強さを判断するのは早すぎるとの考えを示した。

デイリー総裁は、先行きの見通しは感染者数の増加で外出制限などの措置が再度導入されるかなどに左右されるとした上で「物事が慎重に進む中、様子を見る」と表明。足元の動きは「緩慢で緩やかな回復」と一致するとした。

6月の米雇用統計は今週2日に発表される。ロイターのエコノミスト予想では失業率が5月の13.3%から12.3%に改善する見込み。

デイリー総裁は、大規模な都市封鎖(ロックダウン)が復活すれば大変心配で、失業率の悪化につながると指摘。その上で「今はただ経済指標を注視している。何かを判断するほど十分な情報がない」とし、時期尚早な判断は禁物との見方を示した。

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