[29日 ロイター] - 米電気自動車(EV)メーカー、テスラ<TSLA.O>のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は29日、新型コロナウイルスの感染拡大にもかかわらず、第2・四半期の収支をトントンとするため、従業員に対し全力を尽くすよう求める社内メールを送付した。

同CEOは最近、目標を達成するため、四半期末に生産・納車を急ぐよう従業員に呼び掛けることが多い。

ロイターが入手したメールによると、同CEOは「収支トントンは、極めて厳しいとみられる。皆さんが生産・納車する1台1台で状況は大きく変わる。全力を尽くして勝利を勝ち取ってほしい」と述べた。

同CEOのメールについては、EVサイトのエレクトレックが最初に報じた。29日のテスラ株は5.2%高の1009.35ドルで引けた。

同社は今週、第2・四半期の納車台数を発表する見通し。

リフィニティブのデータによると、アナリストの4−6月の納車台数の予想平均は約7万4000台。この期間中は米国の多くの地域で外出制限などが実施されており、自動車販売が急減している。

テスラは4月、新型コロナが流行しているにもかかわらず、スポーツ用多目的車(SUV)「モデルY」の生産と出荷を計画を大幅に前倒しして開始したと発表し、市場関係者を驚かせた。