[ロンドン 29日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)は、気候変動が事業に及ぼす影響の分析を実施するよう銀行や保険会社に要請した。29日公表されたガイダンスについては、来年にはターゲットが設定されるとの認識を示した。

ガイダンスは、中銀と金融行動監視機構(FCA)が昨年設立した 気候金融リスクフォーラム(CFRF)が作成。この種のものとしては初のガイダンスで、金融機関がどのように気候変動リスクの分析と公表を行い、新たな消費者向け商品の機会を探るかについて説明している。

中銀側のCFRF共同議長であるサラ・ブリーデン氏は、オンラインで実施したガイダンスの立ち上げイベントで、金融機関はこのガイダンスを使った分析をすぐにでも開始すべきだと主張。「言うのは簡単だが、実行するのはずっと難しい。時間もかかる」などと指摘した。

フォーラムは来月、再び会合を開き、来年に向けた戦略について合意を目指すという。

ブリーデン氏は「データや基準、ターゲットに関する作業が含まれるものと考えている」と語った。