[ブリュッセル 30日 ロイター] - 米アップル<AAPL.O>は30日、欧州連合(EU)が同社の複数の主力事業を競争法(独占禁止法)違反で調査していることについて、グーグル<GOOGL.O>、サムスン<005930.KS>など競合他社は多く、アップルは市場を支配していないと表明した。

EUの欧州委員会は今月、アップルのアプリ販売サイト「Appストア」とモバイル決済サービス「アップルペイ」について、使用条件などが競争法に違反している可能性があるとして調査に乗り出した。

これについて、アップルでAppストアとアップル・メディア・サービス事業を統括するダニエル・マトレイ氏はフォーラム・ヨーロッパ主催のオンライン会議で「当社は多岐にわたる企業と競争している。グーグル、サムスン、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]、Vivo、LG<066570.KS>、レノボ<0992.HK>、それ以外にも多くの企業と競争している」と述べた。

同氏は「実際、アップルはどの市場でも支配的な立場を確保していない。タブレット、ウェアラブル、デスクトップパソコン、ノートパソコン、地図、音楽、決済、メッセージングなど、あらゆる分野で激しい競争に直面している」と述べた。

Appストアについては、規模の大小にかかわらず、すべてのデベロッパーに同じルールを適用していると主張。アプリの85%はアップルに30%の手数料を支払う義務はないと述べた。