[ベルリン 1日 ロイター] - IHSマークイットが発表した6月のドイツ製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は45.2で、前月の36.6から上昇した。新型コロナウイルス感染防止のための規制が緩和され工場の生産が回復した。

6月改定値は速報値の44.6から上方修正され、3カ月ぶりの高水準。ただし景況拡大と悪化の節目である50は下回った。

IHSマークイットのプリンシパル・エコノミスト、フィル・スミス氏は、生産活動の活発化と見通しの改善がPMIの上昇につながったと指摘した。ただ、需要は依然低迷しており、今後回復の足かせになるとの見方を示した。

6月調査によると、需要は依然弱く、工場は減少する受注残に頼っている状態で、雇用への影響が懸念される状況。

スミス氏は「輸出市場の状況は引き続き厳しく、それが当面続くだろう。ただ、悪い話ばかりでなく、アジア、特に中国向けの販売は回復している」と述べた。