[東京 3日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続伸した。前日の米国株高を好感して上値を追って始まった後は一進一退の展開となった。週末であることに加え、3日の米国株式市場は米独立記念日の振り替え休日で休場となるため、見送りムードが強まった。東証1部の売買代金は1兆6954円5600万円となり、薄商いだった。

2日の米国株式市場は主要3指数が上昇。予想を上回る雇用統計を手掛かりに買いが入った。6月の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月から480万人増と、1939年の統計開始以降、最多の増加数を記録。ロイターがまとめた市場予想300万人増を上回った。

日経平均の寄り付きは前営業日比120円95銭高の2万2266円91銭となり、続伸してスタート。米国株式市場の上昇を受けて、幅広い銘柄で買い優勢となったが、その後は伸び悩んだ。ランチタイム中に複数のメディアが、東京都内で新たに120人前後が新型コロナに感染していることが確認されたと伝えた後、一時前営業日比9円01銭高の2万2154円97銭まで上げ幅を縮小。その後は戻り歩調となり、160円高で取引を終了した。

市場では「今夜の米国株式市場が休場となるため、盛り上がりに欠ける相場となった。雇用統計も米国ほど材料視されることはなく、国内での新型コロナ感染の再拡大を嫌気して伸び悩んだ。ただ、緊急事態宣言が発令された4月時点よりは対策を取れていると感じる投資家も多く、強弱が対立しているようだ」(国内証券)との声が聞かれた。

TOPIXも続伸。東証33業種では精密機器、その他製品、情報・通信業などの21業種が値上がり。空運業、水産・農林業、パルプ・紙などの11業種は値下がりした。

個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>が続伸し2.63%高。出資先の米保険・レモネード<LMND.N>が2日上場し、急上昇したことが好感された。そのほか、SCREENホールディングス<7735.T>、東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、信越化学工業<4063.T>などの半導体関連も堅調だった。

東証1部の騰落数は、値上がりが1333銘柄に対し、値下がりが759銘柄、変わらずが78銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      22306.48 +160.52

寄り付き    22266.91

安値/高値   22154.97─22312.44

TOPIX<.TOPX>

終値       1552.33 +9.57

寄り付き     1550.38

安値/高値    1539.67─1552.75

東証出来高(万株) 98246

東証売買代金(億円) 16954.56