[フランクフルト 9日 ロイター] - ドイツのソフトウェア大手SAP<SAPG.DE>が発表した第2・四半期決算(速報ベース)は、総売上高が2%増の67億4000万ユーロ(76億4000万ドル)となった。

同社は、新型コロナウイルス流行に伴うロックダウン(都市封鎖)の影響から事業が回復していると表明。業績予想を据え置いた。

これを受けて、同社株は7%値上がりしている。

ソフトウエアのライセンス収入は18%減少したが、クラウド部門の収入が18%増加した。

同社は声明で「ソフトウエアのライセンス収入は、依然として通常の水準を下回っているが、予想以上に回復している」と表明。同収入は第1・四半期との比較で大幅に改善しているという。

同社は、2020年の営業利益(特別項目調整後)予想を81億ー87億ユーロで据え置いた。為替レートの変動を除くベースで1−6%の減益となる。

第2・四半期の営業利益は7%増の19億6000万ユーロ。人員採用のペースを減らし、出張などのコストを削減した。