[北京 10日 ロイター] - 中国民用航空局(CAAC)が10日公表したデータによると、同国の航空業界は第2・四半期に342億5000万元(48億9000万ドル)の損失を計上した。損失は2四半期連続で、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)で財務状況に甚大な影響が出ていることが示された。

第1・四半期の損失は381億元だった。

中国は新型コロナの感染拡大をおおむね抑制。国内旅行市場が着実に上向いており、同国の航空業界は他国と比べて速いペースで回復している。

しかし、旅客数を見ると、新型コロナ危機前の水準を依然として大幅に下回っている。

6月の航空旅客数は5月(52.6%減)ほど落ち込まなかったものの、前年比42.4%減の3074万人となった。

1─6月では前年比45.8%減少した。

一部の航空会社はキャッシュフローの改善に向け、条件のほとんどない国内線乗り放題チケットの販売に乗り出している。