[ロンドン 6日 ロイター] - IHSマークイット/CIPSが発表した7月の英国の建設業購買担当者景気指数(PMI)は58.1と、前月の55.3から上昇し、約5年ぶりの高水準となった。

新型コロナウイルスの流行に伴うロックダウン(都市封鎖)が緩和され、経済活動が拡大したことが背景。

ただ、新型コロナの流行前の水準を回復にするには長い時間がかかるとみられ、依然として人員削減が急ピッチで進んでいる。

7月の同PMIは、ロイターがまとめた市場予想をわずかに上回った。4月は過去最低の8.2だった。

IHSマークイットのエコノミクス・ディレクター、ティム・ムーア氏は「回答企業によると、様々な産業でロックダウンが緩和され、売り上げが伸びており、新規プロジェクトを開始する不安が薄れた。ただ現場では、依然として新規の作業が相対的に低迷している」と述べた。

公式統計によると、3月と4月の建設部門の生産は40%以上減少した。建設部門は英経済の約6%を占める。

雇用指数は35.4で、前月の41.5から低下。2008−09年の金融危機以降で特に大幅な低下となった。

サービス業と製造業も含めた7月の全セクターPMIは57.1と、2015年6月以来の高水準だった。