[ベルリン 13日 ロイター] - ドイツテレコム<DTEGn.DE>が発表した第2・四半期決算は増収増益となった。傘下のTモバイルUS<TMUS.O>が米スプリントを230億ドルで買収したことが寄与した。実質ベースの利益も市場予想を上回った。

今年のコア利益は、市場予想を上回る340億ユーロ(400億ドル)に達する見通し。ただスプリントの統合費用が、連結キャッシュフローを減らす要因になるとしている。

スプリントの買収は4月1日に完了。Tモバイルの売上高は連結売上高の5分の3を超えており、事業の軸足は米国にシフトした。

ティム・ヘットゲス最高経営責任者(CEO)は「米国での合併は当グループにとって歴史的な一歩だ」と表明。ドイツなど欧州の業績も好調で、決算は「素晴らしい」内容になったと述べた。

連結売上高は37.5%増の270億ユーロ。スプリント買収や為替レートの影響を除くベースでは0.6%の減収だった。同社がまとめた市場予想は256億ユーロだった。

コア利益であるリース後の利払い・税・償却前利益(EBITDA・AL)は56.4%増の98億ユーロ。実質ベースでも8.4%の増益と、予想を上回った。

今年のEBITDA・ALの予想は255億ユーロから340億ユーロ前後に上方修正した。市場予想を約10億ユーロ上回った。

リース後のフリーキャッシュフローの予想は少なくとも55億ユーロ。アナリスト予想の平均を下回った。従来予想は80億ユーロ。スプリントの統合費用を考慮に入れた。