[ロンドン 13日 ロイター] - 世界最大の旅行代理店であるドイツのTUI<TUIT.L><TUIGn.DE>が発表した第3・四半期(4−6月)決算は、支払利息・税金控除前利益(EBIT)が11億ユーロの赤字となった。

新型コロナウイルスの流行で旅行を控える動きが広がった。同社はコスト削減を進めていることを明らかにした。

同社は前日、ドイツ政府から追加の融資枠を確保したと表明。6月中旬に旅行業務を再開し、需要が回復しているとの見方を示した。

手元資金は現在24億ユーロで、来年末まで事業を継続できる水準という。

新型コロナの影響が続いているため、通年の予想は示すことはできないとしている。夏季の需要回復を期待していたが、英国がスペインへの渡航を新たに制限したことで、キャンセルが増えた。

同社は、旅行市場の縮小に備え、年間3億ユーロ以上のコスト削減が必要と表明。傘下の独航空会社TUIフライの保有機数の削減、フランス事業の再編、英国の166店舗の閉鎖などを計画している。

来年の夏季の予約については145%の増加を見込んでいるという。