[シンガポール 13日 ロイター] - 中国の動画投稿アプリ「TikTok」(ティックトック)を運営する北京字節跳動科技(バイトダンス)が2018年から今年半ばにかけて、インドネシアのニュースアプリ上で中国政府に批判的とみられるコンテンツを検閲していたことが、関係者6人の話で分かった。

それによると、地元の管理担当者らはバイトダンスの北京本社から、ニュースアプリ「Babe」に掲載された中国当局に「否定的」とみられる記事を削除するよう指示されたという。

Babeはロイターへの声明で、関係者らの話は事実と異なるとした上で、コミュニティーのガイドラインおよびインドネシアの法令に従ってコンテンツ管理を行っていると主張した。ウェブサイトに公開されているガイドラインでは、中国や中国政府に関する言及はない。

バイトダンスは、Babeの声明に付け加えることはないと表明。中国の外務省やインターネット検閲当局であるサイバースペース管理局(CAC)からのコメントは得られていない。

トランプ米大統領は先週、バイトダンスに加え、ソーシャルメディアアプリ「微信」(ウィーチャット)を運営する中国の騰訊控股(テンセント)<0700.HK>との取引を45日以内に禁止する大統領令に署名。ティックトックとウィーチャットは米国民の個人情報に対する「重大な脅威」との認識を示した。