[モスクワ 18日 ロイター] - ロシア経済省は18日、8月の国内総生産(GDP)が前年比マイナス4.3%と、7月のマイナス4.6%から落ち込みが緩和したと発表した。

1─8月のGDPは前年比マイナス3.6%となる見込み。

ロシア経済は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)と石油価格の下落で苦境に立たされているが、6月にロックダウン(都市封鎖)措置が解除されて以来、経済活動は持ち直している。

ロシア中央銀行はこの日、政策金利を過去最低水準の4.25%に据え置くことを決定。ロシア政府に対する新たな制裁リスクが高まる中、緩和サイクルを一時的に停止したが、年内に利下げを再開する可能性を示唆した。

経済省は文書で「鉱業のパフォーマンス改善と農業の力強く持続的な成長が経済回復を支援した」と指摘。7月の実質賃金は前年比2.3%増となり、労働市場を巡る状況は安定しているとした。

ただ、ロシアの8月の失業者数は480万人と、労働人口の6.4%に達し、7月の6.3%から悪化した。