[シドニー 23日 ロイター] - オーストラリアのカンタス航空<QAN.AX>は23日、新型コロナウイルス感染予防のための州境閉鎖が第1・四半期の利益に1億豪ドル(7100万米ドル)の影響を及ぼしたとし、第2・四半期の収益にもマイナスの影響を与えるとの見通しを示した。

アラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)は株主総会で、国内の輸送能力について、州境閉鎖により通常の30%以下にとどまっていると説明。当初はこの時期60%程度になると予想していた。

ジョイス氏は「タイミングの問題だ」とし「(輸送能力は)上向くが、想定よりも遅れる」と述べた。

クイーンズランド州が、国内で人口最多のニューサウスウェールズ州に州境を開放すれば、国内の輸送能力はクリスマスまでに50%に上昇すると指摘。西オーストラリア州を除き全ての州が州境を開放すれば、下期のネットフリーキャッシュフローはプラスになると説明した。