[東京 8日 ロイター] - 内閣府が8日公表した1月の景気動向指数(速報値、2015年=100)は、指標となる一致指数が前月比3.5ポイント上昇し、3カ月ぶりにプラスとなった。電子部品などの輸出や生産、雇用指標の改善が寄与し、同指数から機械的に決める基調判断は前月までの「下げ止まり」から「上方への局面変化を示している」に引き上げた。上方修正は昨年8月以来5カ月ぶり。先行指数も同1.4ポイント上昇した。 

<電子部品や有効求人倍率寄与>

一致指数は、構成する8つの指標がいずれも上昇した。特に有効求人倍率や鉱工業用生産財出荷指数、鉱工業生産指数の改善が寄与した。電子部品・デバイス、鉄鋼・非鉄、自動車工業、汎用機械、軸受け・ボイラーなどの増産が押し上げた。

  先行指数は6指標が上昇、3指標が低下した。改善したのは最終需要財在庫率指数や鉱工業用生産財在庫率指数など。悪化したのは消費者態度指数などだった。

<水準は昨年2月下回る>

基調判断は、一致指数の7カ月移動平均などから一定の基準に基づいて機械的に判断する。もっとも、一致指数の水準は91.7と、コロナ禍前の昨年2月の水準(94.3)を依然下回っている。

*内容を追加しました。