リチウム生産会社、EV向け需要見据え長期契約

リチウム生産会社、EV向け需要見据え長期契約

[ロンドン 7日 ロイター] - 電気自動車(EV)で使われる電池の主要原料であるリチウムを生産する企業は、供給不足に備えて投資資金を確保するため、顧客との間で長期契約を締結している。

EVの普及に伴ってリチウムの需要は向こう10年間で大幅に拡大すると予想されている。リチウムの原石自体は大量に存在しているが、問題は十分な処理能力の確保だ。

業界関係者の話では、電池メーカーや自動車メーカーなどリチウムのエンドユーザーは、大手リチウム生産会社に設備投資の拡大と迅速化を促すため、複数年契約を締結する必要が生じそうだ。実際、そうした動きは既に起こりつつある。

世界のリチウム生産大手4社の一角を占める米FMCリチウム<FMC.N>でグローバルビジネス担当ディレクターを務めるトム・シュネバーガー氏はロイターに、顧客との契約に基づいて生産能力拡大の計画を立てたと説明。「(自社の戦略的顧客が)必要としている高品質の製品を十分に供給することが最優先だ」と述べた。

チリのリチウム生産大手SQM<SQMa.SN>もロイターに対し、来年の生産能力拡大計画は長期契約に基づいていることを明らかにした。

モルガン・スタンレーの分析によると、EVは2020年には新車9900万台のうち2.9%、25年には新車1億0200万台のうち9.4%を占めると見込まれている。今年は新車865万台の1.1%がEVとなる見通し。さらに2050年には新車1億3200万台の81%がEVと予想されている。

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