米議会、新年度予算・債務上限で政権幹部と合意できず=指導部

米議会、新年度予算・債務上限で政権幹部と合意できず=指導部

[ワシントン 19日 ロイター] - 米議会指導部は19日、トランプ政権幹部らと2020会計年度(19年10月から20年9月)の歳出規模や債務上限の引き上げについて協議したが、合意には至らなかった。議会指導部が明らかにした。

共和、民主両党の議会指導部4人はムニューシン財務長官、マルバニー大統領首席補佐官代行など政権関係者らと協議を開催。民主党のペロシ下院議長とシューマー上院院内総務は声明で「合意に達しなかった」と明らかにし、「大統領の介入がなければもっと迅速に良い合意を結ぶことが可能になるだろう」と指摘してトランプ大統領をけん制した。

シューマー氏は記者団に、共和党と民主党の予算交渉担当者は合意に近づいたが「残念ながらホワイトハウスが介入した」ため、「行き詰まった」と語った。

現会計年度の歳出上限を次年度にも適用する可能性については、「悪い政策、悪い政治だ」と否定的な見方を示した。

共和党のマッカーシー下院院内総務はロイターに、この日の協議は「全く上手くいかなかった」と述べ、ペロシ議長が非国防費の拡大を繰り返し求めたと明らかにした。

両党が合意に向けて協議する時間的猶予はまだ十分あるが、次期会計年度の歳出規模に関する合意がなければ国防費、非国防費の両方が急減することになる。両党はそのような事態は回避したい考え。

また、次の会計年度の開始までに歳出法案あるいはつなぎ予算を可決できなければ政府機関が再び閉鎖されることになる。

議会指導部と政権幹部は債務上限の引き上げについて合意に至らなかったが、双方ともに、米国債のデフォルト回避に努める姿勢を示した。


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