[ドバイ 5日 ロイター] - イランは5日、弾道ミサイル開発計画を継続すると明言し、計画に対する欧州勢の非難を退けた。英独仏の国連大使は4日に公開されたグテレス事務総長宛ての書簡で、イランのミサイル開発計画は2015年のイラン核合意を巡る国連決議と「矛盾している」と指摘した。

これを受け、イランのラバンチ国連大使は事務総長宛ての書簡で、「イランは弾道ミサイルや打ち上げロケットに関連する活動を断固継続することを決意している」と指摘。同計画は防衛目的であり、核開発活動とは関係ないという見解を改めて示した。

ザリフ外相も英独仏の介入を非難。ツイッターで「E3(英仏独)による事務総長宛ての書簡は、イラン核合意における最低限の義務を果たす中で自国の恥ずべき無能さを隠すための決死の虚言」と批判し、英独仏に対し「米国のいじめ」に屈しないよう求めた。

フランスはこの日、イランの弾道ミサイル開発計画は安保理決議を順守していないとし、イラン政府に対して決議に基づくあらゆる責務を尊重するよう求めた。

安保理は月内に核合意を巡る決議の順守状況について会合を開く予定。欧州の外交筋はロイターに対し、英独仏の書簡は会合での「議論に追加される見込み」と述べた。