[香港 6日 ロイター] - 香港警察のトップ、クリス・タン警務処長は、8日に計画されている大規模デモ行進を前に市民に平和的な行動を呼び掛けている。

香港警察は5日、民主派団体「民間人権陣線」に対し、8日に「人権デー」の大規模デモ行進を行う許可を与えた。

タン警務処長は、北京を表敬訪問する前に記者団に対し、「香港市民が大規模なデモ行進を秩序正しく、平和的に行えると世界に示すことを期待する」と述べ、警察の治安維持に協力するよう主催者側に促した。

タン氏は中国公安省の高官と会談するため、北京を訪問し、8日に香港に戻る予定。

香港では民主化デモが一部でエスカレートしてきたが、11月24日の区議会選挙で民主派が全議席の9割近くを獲得して圧勝した後は、比較的落ち着きをみせている。

タン氏は「過去2週間はこれまでと比べ平和的だった」とし、この状況が維持できることに期待を示した。

6日には、警察による催涙ガス使用に抗議する小規模な集会が計画されている。