[シンガポール 15日 ロイター] - アジア時間15日の原油先物は下落。ムニューシン米財務長官が中国製品に対する関税を当面維持する考えを示したことから、15日に署名を控える米中の「第1段階」通商合意が原油需要の押し上げにはつながらないとの懸念が浮上した。

0206GMT(日本時間午前11時06分)時点で、北海ブレント先物<LCOc1>は0.21ドル(0.3%)安の1バレル=64.28ドル。米WTI先物<CLc1>は0.23ドル(0.4%)安の58.00ドル。

ムニューシン長官は14日遅く、中国との第2段階の通商合意が完了するまで中国製品に対する関税を維持する考えを示した。

米エネルギー情報局(EIA)の報告で、2020年の米原油生産量が過去最高の日量1330万バレルになるとの見通しが示されたことを受け、供給増への懸念も原油相場を圧迫した。

また、米石油協会(API)の統計では前週の米原油在庫が予想外に増加し、相場の弱材料となった。