[ワシントン 11日 ロイター] - トランプ米政権は今月末で退任する国際通貨基金(IMF)のリプトン筆頭副専務理事の後任に、米財務省のジェフリー・オカモト次官補代行(35)を指名する方向で検討を進めている。後任選びの過程に詳しい関係者3人が明らかにした。

IMFのゲオルギエワ専務理事は7日、リプトン氏が2021年9月の任期終了を待たずに退任すると発表している。

オカモト氏は2017年以降、米財務省に勤務しており、米中通商交渉や20カ国・地域(G20)および主要7カ国(G7)関連会合の事前交渉などに携わってきた。

昨年4月にはオカモト氏の上司だったマルパス氏が世界銀行の総裁に就任している。

IMFと米財務省からコメントは得られていない。ブルームバーグが最初に、オカモト氏の指名が検討されていると報じた。

人事の決定過程に詳しい関係者は、オカモト氏はリプトン氏のように国際経済学において長い経験を積んでいないが、IMFや世銀の内部で高い評価を得ていると述べた。

IMFのナンバー2である筆頭副専務理事は、最大の出資国である米国が任命するのが慣例となっており、トップの専務理事は欧州出身者が独占してきた。