[ソウル 13日 ロイター] - アジア時間の原油先物は3日続伸。新型肺炎の感染拡大を受けて、主要産油国が追加減産に踏み切るとの見方が浮上している。

0217GMT(日本時間午前11時17分)現在、北海ブレント原油<LCOc1>は0.17ドル(0.3%)高の1バレル=55.96ドル。

WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)は0.29ドル(0.6%)高の51.46ドル。

石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」の合同専門委員会(JTC)は先週、協調減産規模を暫定的に日量60万バレル拡大することを提案。

OPECは前日、今年のOPEC産原油の需要予測を日量20万バレル下方修正しており、市場では、早ければ今月中にも開かれるOPECプラスの会合で追加減産が決まるのではないかとの見方が浮上している。[nL4N2AC3WC]

ロシア政府は追加減産を支持するかどうか立場を明確にしていないが、ロシアの石油大手ルクオイル<LKOH.MM>の幹部によると、同国の石油会社の大半は少なくとも第2・四半期まで協調減産が続くことを望んでいる。

アクシコープのチーフ・マーケット・ストラテジスト、スティーブン・イネス氏は「OPECが追加減産案についてロシアからの正式な反応を待つなか、原油は値上がりしている」と指摘。空売りの買い戻しも上昇要因になっている可能性があると指摘した。

原油価格は1月につけた年初来高値から20%以上値下がりしている。