[フェニックス 5日 ロイター] - トランプ米大統領は5日、南西部アリゾナ州を訪れ、医療用マスクを生産するハネウェル・インターナショナル<HON.N>の工場を視察した。ただ、大統領自身は視察の際、マスクを着用しなかった。

トランプ氏がワシントンの外に出張するのは数週間ぶり。

同工場は新型コロナウイルスの感染拡大で防護具が不足する中、5週間足らずでマスク生産体制を整えた。

トランプ大統領はホワイトハウスで記者団に対し、工場視察時にはマスクを着用する可能性が高いと述べていたが、実際には着用しなかった。

大統領は米経済の早期再開を訴え、「一部の人は悪影響を受けるかもしれないが、米国を早期に再開しなければならない」と述べた。

ホワイトハウスが新型コロナウイルス対策タスクフォース(作業部会)を段階的に縮小し、次の段階に軸足を移す方向で協議していることも確認した。

新型コロナワクチンが開発されれば直ちに接種を受けるかとの質問に対しては、おそらくそうするが、国のために最善の対応をすると述べた。

2016年大統領選でトランプ氏はアリゾナ州で民主党のヒラリー・クリントン候補に勝利したが、今年の大統領選に向けた世論調査では民主党の候補指名を確実にしたバイデン前副大統領に支持率でリードされている。