[ソウル 6日 ロイター] - 韓国の聯合ニュースは6日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が公の場に姿を見せなかった3週間の間に心臓の手術を受けた兆候はないが、新型コロナウイルスを巡る懸念から公の活動を減らしている可能性があると報じた。

北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)は2日、金委員長が平壌北方にある肥料工場の完工式に出席したと報道。金氏の動静が伝えられたのは4月11日以来で、その間には金氏が心臓の手術を受けたと韓国メディアが報じるなど、健康不安説が取り沙汰された。

聯合ニュースによると、韓国の国家情報院は国会の情報委員会メンバーとの会議で、報道は「事実無根」だと指摘した。

聯合ニュースによると、委員会メンバーのKim Byung-kee議員は、「金氏は公の場に姿を見せなかった間、通常通り任務に当たっていた」と語った。

ただ同議員は、金氏が今年に入って公に姿を見せた回数は17回と、過去の平均50回を下回っていることに言及した。国家情報院はこれについて、北朝鮮国内で新型コロナが流行している可能性があるとみており、同議員は「可能性を排除できない」と述べた。

北朝鮮は国内で感染者は確認されていないと主張している。