[シドニー 7日 ロイター] - オーストラリアのニューサウスウェールズ州(NSW)とビクトリア州は7日、新型コロナウイルス感染防止のための行動規制を今週末10日の「母の日」も維持する方針を示した。

この2州の人口は合計約1400万人で、国内全体の56%を占める。

NSW州のベレジクリアン首相は7日、「連邦政府は国内のガイドラインとして8日から行動規制の一部緩和を検討する予定だが、NSW州では母の日の前に規制が緩和されることはないだろう」と語った。

NSW州は最近、2人までなら他の家などを訪問できるよう行動規制を緩和した。他の一部の州もロックダウン(都市封鎖)解除に向けた措置を進めている。

連邦政府は、人と人との距離を保つソーシャルディスタンス(社会的距離)規制について、8日の緊急閣議で緩和するかどうかを議論するとしている。

ビクトリア州のダニエル・アンドリュース首相は記者会見で、感染状況を抑えこんでいるという確信がないまま規制を緩和することだけは避けたいと述べた。

さらに、タスマニア州のピーター・グトウェイン首相も記者団に、母の日の最高のプレゼントは自分の母親をウイルス感染から守ることだと述べた。